お金の話

【お金の話⑨】国の借金(国債)は国民の借金ではない理由(財務省とマスコミに騙されないで!)

2020年5月8日、次のニュースが発表されました

国の借金、過去最大1114兆円 19年度末、赤字国債増え続ける

財務省は8日、国債と借入金、政府短期証券を合計した国の借金が2019年度末時点で1114兆5400億円となり、過去最大を更新したと発表した。

20年4月1日時点の総人口1億2596万人(総務省推計)で割ると、国民1人当たり約885万円の借金を抱えている計算になる。

18年度末と比べて11兆1856億円増えた。社会保障費などの財源を赤字国債で賄っていることが要因で、超低金利を背景に償還までの期間が10年以上の長期国債の発行が特に増えた。

内訳は、国債が10兆7852億円増の987兆5886億円だった。借入金は、6693億円減の52兆5325億円。

【出典:2020.5.8 共同通信】

ヤフコメやTwitterを見ていると、この記事が誤っていることに気がついている方がほとんどで安心しましたが、もちろん「国の借金=国民の借金」というのは大ウソで誤った報道です

今回は、なぜこの報道が誤っているのかというのを解説します

国の借金=国民の借金ではない理由

そもそも「国の借金」という表現が誤りで、正しくは「日本政府の借金」です

決して日本が他の国に借金をしている額ではありません

そして、資本主義経済では「誰かの借金=誰かの資産」というルールなので、つまりは「政府の借金=国民の資産」ということになります

もし国民が借金しているというならば、一体どこの誰から借りているというのでしょう??

また、「1,114兆円の借金」と聞くと「ギリシャみたいに財政破綻してしまうのではないか??」と不安になるかもしれませんが「日本は絶対に財政破綻しませんし、起こりえません」

 

なぜなら、日本政府は「お金を作る力(通貨発行権)」という切り札を持っているからです

極端な話ですが、政府が本気で借金を返そうと思えば「1,114兆円分の硬貨」を作って払えば一瞬で借金が消えてしまいます

もちろん物価がメチャクチャになるので現実にはできないですが

ギリシャが財政破綻した原因は、自国通貨が「ユーロ」のため「通貨発行権がギリシャになかった」ことが原因です

自分でお金を作れないのですから、借金を続ければいつかは財政破綻しますよね

あの財務省も「日本は借金の返済不能で財政破綻することはない」というのを断言しています

なぜこんな報道が流れるのか?

ネットに出ている情報を見れば誤報だと見抜くことができると思うのですが、ネットを使えない高齢者などは、いまだに新聞やテレビのニュースから流れるこの情報を信じ続けています

そして、このような情報を流す目的は、あくまで個人的な予想ですが

① 国の財政が厳しいように報道させ、新型コロナウイルス対策関係の予算を限界まで抑えようと狙っている

② 借金が増えていることを理由に「コロナ復興税」や「消費税の増税」など、新たな増税をしても仕方がないという世論にしようと狙っている

というところではないかなと思います。

おわりに

このような報道は定期的に流れますが、コロナ禍で壊滅状態の経済を戻すために国がどんどんお金を流していかなくてはならないというのに、それをけん制するかのように報道されました

どんな災害が起ころうとも国の財政黒字化のことしか考えていない財務省、そして財務省を忖度しているマスコミには本当に気をつけてください

それではまた

ABOUT ME
もぐすけ
元地方公務員の脱サラ中年「もぐすけ」です。 誰もが思いそうな素朴な疑問(略して「そぼぎ」)について情報発信しています。

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