今回は「正義とは何だろう?」をテーマに、両学長(リベラルアーツ大学)の動画を引用しながら考察していきます
「相手の考え方がどうしても許せない」
「自分の考え方は正しいはずだけど、どうすれば相手にわかってもらえるだろう…」
といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひご覧ください
目次
テーマ ~正義って何だろう? どうしても許せない人がいるときの対処法~
【今回引用する動画】
2019.2.26 正義について【人生論】
誰しもが「ハッキリとした答えがない事」に対する周囲の意見や考え方を聞いて
「自分の考え方のほうが正しい(私は悪くない)」
とお互いに主張して揉めた経験があるのではと思います
人間は生まれ育った環境などをもとにして「正しいこと(正義)」を決め、それに従って行動する動物なので、育ってきた環境が違う相手との「正義」が衝突するのは当たり前のことです

ですが、いつもぶつかってばかりでは人間関係も悪化してしまうし、お互いにストレスが溜まってしまうことにもなりますので、衝突を緩和するための「2つの大切なこと」をご紹介します
① 原因自分論
「原因自分論」の考え方については以前のブログで解説しましたが、この考え方を応用すれば相手との衝突を大幅に緩和することができます
※ 原因自分論の解説はこちらからご覧ください
https://sobogiroom.com/causemyself
原因自分論の基本的な考え方は
他人は変えられない
自分は変えられる
というものですが、決して「自分が相手に屈する」ということではありません
重要なのは「もっと根本的な原因を探る」ということです
そもそもこの人と付き合ったのは自分
自分とは考え方が違うから、今後は付き合わないようにしよう
といったように「自分が悪い」と責めるのではなく、根本的な原因を見つめてそれを「根治する」ということです
ついでに、「今後は同じような人と付き合わない」といった予防もできるとベストです
②「正義」は人の数だけある
冒頭でも書きましたが「正義」というのは、その人が生まれ育った環境などによって形成されていくため、100人いれば100通りの「正義」があります
つまり、こういうことです

【出典:ドラえもん(てんとう虫コミックス第1巻】
この世から争いがなくならないのは、各々が「自分たちが正義」だと考えているからですね
人の数だけ「正義」がある
時代が変われば「正義」も変わる
立場が変われば「正義」も変わる

【出典:ONE PIECE】
ということが頭の中にあれば、相手との口論も無益なものだと思えるようになりませんか?
おわりに
考え方の違いなどで相手と揉めたとき、心の中では
自分の考えをわかってほしい
相手に変わってほしい
自分を認めてほしい
という思いがあるのではないかと思いますが、ハッキリ言って非常に難しいです
そもそも相手と目的地が違うのですから、口論するだけ時間のムダです
もし相手から危害を加えられるなら戦うしかありませんが、そうでなければ、お互いの考え方を認め合って放っておくのがベストです
相手と「議論」ができるのは「目的地が同じ場合」だけです
そもそもの目的地や思想が違うのであれば、議論になりません
「何事も腹を割って話すのは大事」というのを聞くことがありますが、目的地が違うのであればケンカになるだけです
結局のところ「敵を作らない」のが理想的ですが、何かを主張すれば必ず周囲から反対意見は出ます
だからといって何も主張しなければ「空気」となってしまい、それも微妙です
「人は人、自分は自分」というスタンスを崩さずに自分の意見を持ちながら「自分の意見は主張しつつ、合わない人に対しては「空気」になる」
というのがベターかもしれません
それではまた