このブログ記事は、
という疑問をお持ちの方へ書いています。
目次
はじめに
車のドライバーにとって、渋滞は本当にイヤですよね・・・
疲れるし、トイレに行きたくなっても行けないし、同乗者から文句言われるし・・・
そこで今回は、渋滞緩和の方法として2019年8月7日に名古屋高速がツイッターで呼びかけた「ジッパー法」について、私の主観も含めてご紹介したいと思います。
ジッパー法ってなに?
まずは名古屋高速のツイートをご覧ください。
🔶お盆休み ,ジッパー法で渋滞を少なくしよう🔶
ジッパー法とは車線が減少する先頭(いちばん奥)で一台づつ交互に合流することです♪
合流地点では譲り合って、一台づつ交互に合流することを心がけるといいですね😃 pic.twitter.com/VerTiIBYKU
— 名古屋高速 (@nagoya_exp_info) August 7, 2019
図だけでは少しイメージしにくいかもしれませんが、高速道路の合流などでバラバラの地点で合流してしまうと、本線上では、譲らずに先に行く車両と譲り続けていつまでたっても行けない車両に分かれてしまい、流れが停滞してしまいます。
ですが、すべての合流車両が合流車線の先頭で1台ずつ互い違いに合流していけば、本線上の車両は止まることがなくなり、渋滞が緩和されるというものです。
ジッパーが互い違いに閉まる仕組みと似ているため、この名がつけられたそうです。
でも実際は・・・
これを見ると「なるほど!」と思いますが、いざ実際の場面になるとどうでしょうか。
車を運転しているのは「人間」ですから、合流するシーンになると次のような感情が出てくるのではないでしょうか。
※ あくまで私がジッパー法を知らなかった時に感じたことです
合流するドライバーの気持ち
- 合流車線の終わりまで行って、誰にも入れてもらえなかったらどうしよう・・・
- 先まで行くと本線の車にずるいと思われないかなぁ・・・
- 前の車も早めに入っているし、自分も早く入らないと・・・
- とにかく早く本線に入って安心したいな・・・
本線の車の気持ち
- ガマンしながらやっとここまで来たのだから、簡単に自分の前に入れたくないなぁ
- 1台譲ったらどんどん入られそう・・・
- だから後ろの車が譲ればいいでしょ
- 自分を抜いて合流車線の終わりまで行くとは生意気な!
私は10年以上前にジッパー法を知り、普段から実践するようにしていますが、知らなかった頃はこのような感情がありました。少なからず心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、渋滞で疲れていると感情もネガティブになってしまうと思いますので、このように思ったとしてもムリはないと思います。
ジッパー法を実践してみて
私は10年以上前から、車線減少や高速道路で渋滞中に合流する際には、必ずジッパー法を実践するようにしているのですが、始めた頃は入れてもらうのに苦労する場面が多かったです。
わざと車間距離を詰めてブロックされたり、幅寄せされたり、入れてもらった後にずっと煽られたりなどなど・・・
ですが、最近は少しずつ浸透してきたのか、危険な思いをすることが少なくなったように感じます。
合流したあとは・・・
本線に合流した後は、何らかの手段で譲ってくれた車に感謝を伝えましょう。心で思っているだけでは相手に伝わりません。
感謝を伝えれば、譲った側も譲られた側も気持ちよくなるはずです。そのちょっとした行為が、疲れきった心のちょっとした癒しになるはずです^^
簡単な方法としては、窓から手を挙げたり、サンキューハザード(ハザードランプを2回くらい点滅させる)などの方法がありますが、伝わる手段であればなんでもよいと思います。
ちなみに、クラクションを「プッ」と鳴らす方法もありますが、間違うと「ビーー!」となってしまい逆効果にもなりかねないので、私はおすすめしません^^;
まとめ
今回は、渋滞緩和策の1つになる「ジッパー法」について、私の主観や経験を交えてご紹介しました。
本線上の車両にとっては「自分の前に車を入れる」という損をしながら「全体的な渋滞を緩和する」という得を取る方法となりますので、実践するのはなかなか難しいと思うのですが、よろしければご参考にされてみてはいかがでしょうか。
2019年のお盆のUターンラッシュは、今日(8月18日)もピークになるのではないかと思います。ご覧いただいている休憩中のドライバーの皆さま、大変お疲れ様です!
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^