今回は2020年11月9日(月)の両学長(リベラルアーツ大学)の動画を3分で流し読みできるように解説します
テーマは「タイムバケットのメリット&作り方」です
「動画を見る時間がないけどポイントは知りたい」
「動画を見た後のおさらい」
などに役立てば幸いです
目次
タイムバケットを作る3つのメリットと作り方
【秘密道具】タイムバケットって何? 3つのメリットと作り方を解説【人生論】
視聴者からの質問&両学長の答え
いろいろとやってみたいことを考えるのですが、なかなか行動に移すことができなかったり、長続きしません
やる気を出すコツみたいなものはないでしょうか?
行動を起こすモチベーションを高めたいなら「タイムバケット」を作ることをおすすめします
タイムバケットを作ることで
「死ぬ直前になって、人生に後悔する可能性」も間違いなく減ります
今回は
① タイムバケットとは何か?
② タイムバケットを作る3つのメリット
③ タイムバケットの作り方
について解説し、最後ではさらにもう一つ、人生の後悔を減らしてくれる素晴らしいツールも紹介しますので、ぜひご覧ください
① タイムバケットとは何か?
タイムバケットとは、「死ぬまでに人生でやりたいことリスト(バケットリスト)」の発展形で、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス 著)で紹介されていたツールです


【出典:動画内】
このように「青年期」「中年期」「高齢期」ごとに5~10年区切りのバケツを用意し、その中にやりたいことを放り込んでいきます
② タイムバケットを作る3つのメリット
自分が欲しいもの(リターン)を明確にしておかないと、本来とらなくてもよいリスクをとってしまう可能性があります
重要なのは
欲しいものを手に入れるために
無数の選択肢の中から、適正なリスクをとる
ことなので、タイムバケットに「やりたいこと」を入れておくことにより
リスクをとらずに、このままいけば達成できるもの
リスクをとらない限り、絶対に達成できないもの(転職や起業など)
が区別できるようになります
また
45歳で○○をやるためには
40歳までに○○というリスクをとる必要がある
ということも分かるようになりますので、先延ばしにすることもなくなります
「やりたいこと」には、「それをやるにふさわしい時期」というものがあります
バケットリストは年代ごとに「やりたいこと」を振り分けていくため
歳をとってからでもできること
若くないとできないこと
が明確となり、有利にスタートできるタイミングが見えるようになります
従来の「バケットリスト」では期限を決めないため、「いつかやれる」「そのうちできる」と考えがちとなり、結局やらずに終わってしまうことがほとんどです
一方、タイムバケットは年代ごとに期限を設定することになりますので、達成を意識して行動できるようになります
また、「60歳で富士山に登りたい」といったように具体的に決めれば、共通する仲間ができるかもしれないので、それも行動を起こす意欲に繋がります
結果的に
人生は有限であること
やりたいことを一緒にできる大切な人
が意識できるようになり、やる気がどんどん高まっていきます
③ タイムバケットの作り方
作り方
作り方はとても簡単で、たったの2ステップで作ることができます

【出典:動画内】
ステップ①:やりたいことリストを作る
ステップ②:年齢別(5~10年区切り)のバケツを用意し、やりたいことリストの中身を振り分けていく
年齢の最後は、平均寿命(80歳程度)でも100歳でもOKです
作業をしていくうちに、特定の年代(30~50歳くらい)にやりたいことが偏っていくことがわかると思います
そして、高齢期のバケツには「やりたいこと」がたくさん入らないことにも気がつくはずです
このような「絵」にしてみるだけで、人生が有限であることに気がつくのではないでしょうか
作成時のポイント
・やりたいことは100個も書かなくてOKです
・通勤中や食事中などで思いついた時にメモをしておけばよいです
・書いたものを消しても、あとで追加してもOKなので、その時点で心の赴くままに書いていけばよいです
・お金のことを考えると「ワクワク感」が消えてしまうので、お金のことを心配しない前提で書くのがポイントです
・あとで実行プランを考えたときに「お金が足りない」と思ったら、その時点で「お金を工面する方法」を考え、必要に応じてリスクをとればOKです
・タイムバケットが完成したら、あなたの大切な人(家族や友人など)に見せてみてください(一部でもOKです)
・あなたの価値観を大切な人に理解してもらえるツールになりますし、もし共通点があれば盛り上がるはずです
人生の後悔を減らす「素晴らしいツール」
ズバリ「相続リスト」です
資産の有無は関係なく、後ろ向きな意味でもなく
「死を意識することで、後悔しない人生を送る」という前向きな意味で作ります
例えば、自分が明日死ぬと仮定して、自分の資産を誰にどれくらい渡すのかを考えます
そうすると、そこに自分から相手へのメッセージや意味が現れてくるはずです
「両親に、あげたお金で旅行にでも行ってくれたら嬉しいな」など
そして、それが見えてきた時点で
「それって、自分が生きている間にできないのかな?」というふうに考えてみます
「両親を旅行に連れて行ってあげる」など
決して資産を手放しましょうということではなく
自分が人生で大切にしていることは何なのか?
自分が本当にやりたいことは何なのか?
というのを見つめ直すきっかけになるのではないかなと思います
おわりに
「タイムバケット」というのを調べてみると、生産管理の分野で活用されているキーワードで「「1日」や「1週間」といった時間の区間ごとに計画し、そのタイムバケット内に生産が行われるように管理する」という意味だったので、これを人生の時間に応用したということですね
今回は3つのメリットが紹介されていましたが、1番のメリットは「期限を決めておくことで先延ばしにならない」ことではないでしょうか
もし、今回の質問者のように「やりたいことがぼんやりとあるけど、なかなか腰が上がらない」と 悩んでいるのでしたら、とても有効なツールだと思いますので、試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この記事を書く前に自分のタイムバケットを作ってみたら、過去の年齢にすべてが入ってしまって達成済でした(笑)
もう新たにやりたいこともないので、40代以降は空欄です(笑)
【おすすめの過去動画】
タイムバケットのことが紹介されている『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス 著)の中身について解説している動画です
私のブログもありますので、興味があったらぜひご覧ください

それではまた!