もぐすけです^^
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は誰もがたくさん貯めたいと思っている「預貯金」に関する素朴な疑問について考えていきたいと思います。よろしければ最後までご覧いただけると嬉しいです^^
目次
そもそも「預金」と「貯金」の違いって?
どちらも「金融機関にお金を預ける」という意味では同じなのですが、金融機関によって表現が「預金」と「貯金」に分かれます。
「預金」・・・銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫
「貯金」・・・ゆうちょ銀行、農協(JA)、漁協(JF)
表現が違っている理由は、それぞれの金融機関について定めている法律の中での記載が「預金」と「貯金」に分かれているためです。意味は同じなので、日常生活ではあまり気にする必要はないと思いますが^^;
預貯金とは?
預貯金は、ご存じのとおり金融機関にお金を預け、金利に応じた利息を受け取ることをいいます。表現を変えると「私たちがお金を金融機関へ貸す → 金融機関はそれを運用 → 私たちが利益を受け取る」ということにもなります。
金利が高ければ利益にもなるのですが、現在は利率がほぼ0%に等しいことから、利息を得ることよりもお金を保管してもらうことが主な目的になると思います。
預けているお金は元本保証(ペイオフ)がされているので安心して預けられるのですが、保証額には限度があります。
・ゆうちょ銀行以外・・・1,000万円
・ゆうちょ銀行 ・・・1,300万円
ちなみに金融機関では、預かったお金を元に個人や企業へお金を貸して利息を得たり、有価証券(株など)の売買によって利益を得ており、その利益の一部が利息として預貯金者へ還元されています。
預貯金があれば将来は安心?
株式投資などとは違い、預貯金は元本保証されている分は金融機関が破綻しても戻ってきますので、【数字上は】減ることがありませんが、お金そのものの価値が減ってしまう場合があります。
イメージしにくいかもしれませんが、お金の価値が減るとは、「インフレーションによる物価の上昇(貨幣価値の減少)」をいいます。
極端な例ですが、来年から物価が20%上がり、ジュースの値段が100円から120円になるとします。そうすると、今年のように100円ではジュースが買えなくなるので、お金の価値が20%減ってしまうと言い換えることができます。
ということは、仮に現在100万円の預貯金があったとしても、来年は価値が20%減ってしまうので、数字は減らなくても実質の預貯金が減ることになります。
逆に、現在よりもデフレーションが進んだ場合は逆のパターンになりますので、実質の預貯金は増えることになります。
まとめ
投資で資産運用も検討してみたが、預貯金のほうが減らないし安心だと思っている方も多いのではないでしょうか。(私がまさにそうでした・・・)
いまだデフレから抜け出せていない日本では、今後、急激なインフレーションにはなりにくいと思いますが、日本銀行が+2%のインフレ方向を目指していることからも、将来的にはインフレになる可能性が高いのでは、と思います。
かといって、投資は元本が減るリスクもありますので、
「積極的に資産運用をしましょう!」
とはなかなかおすすめできないのですが、預貯金にもリスクがあるということだけでも知っていただき、今後の参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^