こんにちは、そしてこんばんは、もぐすけです。
10万円の給付金(特別定額給付金)の申請が一部の市町村でスタートしました。
私の住む街も2020年5月11日からスタートし、無事にオンライン申請が終わったので、今回は実際に入力したときの画面を使いながら申請方法をご紹介したいと思います。
ちなみに、申請にかかった時間は約20分ほどでしたが、普段はインターネットで申請手続きなどをされていない方にとっては、少し手間に感じる作業になると思います。
※ ご紹介する方法はパソコン+ICカードリーダーを使った方法となっており、マイナポータルのインストールが完了した時点からの手順となります。
目次
特別定額給付金のオンライン申請方法
まずはいくつか必要なものがありますので、それを用意します。
後半に英数字6ケタ~16ケタで登録した難易度の高い暗証番号の入力を求められますので、念のため③も準備しておくことをオススメします。
用意するもの
① マイナンバーカード
② ICカードリーダーライタ(マイナンバーカード対応)
③ マイナンバーカードが郵送されてきた時に入っていた書類
※ 暗証番号の記憶に自信がない場合
手順① マイナポータルを開く

まずはマイナポータルのトップページを開きます。
開くことができたら、画面右の【ICカードリーダーでログイン】をクリックします。
手順② マイナンバーカードをICカードリーダーにセット

この画面が出てきたらマイナンバーカードをICカードリーダーにセットし、【OK】ボタンをクリックします。差し込み方向にご注意ください。
※ カードは手続きが完了するまで抜かないでおきます。
手順③ 暗証番号を入力する


最初の関門です。
この画面が出てきたら、マイナンバーカードの【利用者証明用電子証明書暗証番号(4ケタの数字)】を入力します。
もし忘れてしまった場合は、マイナンバーカードが郵送されてきた封筒に入っている【個人番号カード・電子証明書 暗証番号設定依頼書 兼 個人番号カード送付先情報登録申請書】という書類に書いてありますので探してみてください。
手順④ 特別定額給付金の申請画面ボタンをクリック

無事に暗証番号の入力を突破するとこの画面が出てきますので、【申請はこちら】をクリックします。
手順⑤ 申請先の市区町村を検索する


そうすると【ぴったりサービス】という画面に切り替わります。
下にスクロールしていくと【①地域を選んでください】という欄がありますので、お住いの市区町村を入力します。上段か下段のどちらかに入力すれば大丈夫です。
入力が終わったら【②検索方法を選んで、手続きを検索してください】という欄に進み、【ぴったり検索】の【特別定額給付金】にチェックを入力し、【この条件でさがす】をクリックします。
手順⑥ 検索結果を確認する

検索結果の画面が出てきますので、特別定額給付金の欄にチェックを入力し、【申請する】をクリックします。
手順⑦ 申請内容を確認して手続きを始める

表示された内容を確認し、【次へすすむ】をクリックします。
次からいよいよ入力作業の開始です。
手順⑧ 動作環境を確認する

入力の前に、まずこのような動作環境を確認する画面が出てきます。
STEP1~3は自動的に確認され、問題がなければチェックが入っています。
STEP4にはチェックが入っていないので、内容を確認してからチェックを入力し、【次へすすむ】をクリックします。
手順⑨ 連絡先を入力する

連絡先のメールアドレスと電話番号を入力し【次へすすむ】をクリックします。
ここで間違ってしまうと何かあった時の連絡がもらえなかったり、申請データの控えが入手できなくなりますので、ゆっくり慎重に入力しましょう。
手順⑩ 申請者情報を入力する


ここからいよいよ申請者の情報や受け取り先の金融機関などを入力していきます。
このような申請者情報の入力画面が出てきますので、まずは【マイナンバーカードを読み取り】をクリックします。
するとマイナンバーカードに登録されている情報を基に、ほとんどの欄が自動入力されますので、1つずつ内容を確認していきながら、自動入力されていない欄を入力していきます。
入力が終わったら、画面には映っていませんが一番下に手続きを進めるボタンがありますのでクリックします。
手順⑪ 申請情報の続きを入力する



入力作業はあと少しです。
画面が切り替わり、先ほど入力した内容が表示されていますので、内容を確認しながら下にスクロールしていきます。
下段に【受取口座情報】欄がありますので、給付金を受け取りたい金融機関の情報を入力します。ゆうちょ銀行以外とゆうちょ銀行の入力欄に分かれていますので注意してください。
入力が終わったら【次へすすむ】をクリックします。
手順⑫ 入力内容を確認する


入力お疲れ様でした!
ここでは、これまでに入力してきた内容が表示されますので、1つずつ確認していきます。
もし間違っている欄があったら【修正する】をクリックして正しい情報を再入力します。
内容に間違いなければ【次へすすむ】をクリックします。
手順⑬ 添付書類を登録する

ようやく入力作業が完了し、ここでは受け取り先の金融機関が確認できる書類のデータを登録していきます。
【ファイルを選択】をクリックし、振込先口座の内容が確認できるものを登録します。
添付するデータは
・金融機関名
・本店・支店(支店番号)
・口座種別
・口座番号
・漢字氏名
・カナ氏名
が確認できるものを添付します。
通帳の場合はスキャナーかデジカメなどで写したものや、インターネットバンキングの場合は口座情報画面などのスクリーンショットで問題ありません。
私はインターネットバンキングにしましたので、口座情報画面をスクリーンショットして登録しました。
手順⑭ 登録した振込口座データの確認

画面が切り替わり、登録データと【確認・同意事項】が表示されますので内容を確認してから【以上を確認・同意し、次へ】をクリックします。
手順⑮ 電子署名を付与する

これが最後の関門です。
まずはこのような画面が出てきますので、【電子署名を付与する】をクリックします。
すると暗証番号を入力する画面が出てきますので、マイナンバーカードの申し込みをした時に設定した【署名用電子証明書用暗証番号】(英数字6~16ケタ)を入力します。
もし忘れてしまった場合は【手順3】と同様に、マイナンバーカードが郵送されてきた封筒に入っている【個人番号カード・電子証明書 暗証番号設定依頼書 兼 個人番号カード送付先情報登録申請書】という書類に書いてありますので探してみてください。
ちなみに、入力を5回間違えると強制ロックされてしまい、役所の窓口に行かなければ解除することができませんので、慎重に入力してください。
特に、英字の場合は大文字と小文字の入力間違いにもご注意ください!
もし強制ロックされてしまうと・・・

【出典:2020/5/11 朝日新聞の記事より】
これに巻き込まれることになりますので気をつけてください。
手順⑯ データを送信する

ここまできたら終わったも同然です!
【送信する】ボタンを押す前に【申請様式の控えおよび申請完了後の申請データを登録アドレスに送信する】という項目がありますので、忘れずにチェックを入力しておきましょう。
チェックを入れずに送信することも可能だと思いますが、万が一のトラブルに対応できるように控えをもらっておくことを強くオススメします。
手続き完了!!


大変お疲れ様でした!!手続きはこれで完了です。
申請書の控えは、データをダウンロードする方法と登録したメールアドレスに送信してもらう方法がありますので、お好きなほうをクリックしてください。
私はメールで残しておきたかったので【登録アドレスに送信】を選択しました。
さいごに
今回は特別定額給付金のオンライン申請方法について、私のパターンをもとにご紹介しました。
実際にやってみた感想は、入力したり確認したり暗証番号を求められたりなどの手間がかなりかかりましたので、もし急がないのであればオンライン申請にこだわらず、郵送による申請もアリかなと思います。
オンライン申請が郵送よりも優れている点は、申請開始日が少しだけ早いのと、役所へ届くまでの郵送期間がないくらいで、役所に届いた後の処理はどちらも変わらないため、おそらく数日程度の違いでしかありません。
最後に、もし暗証番号を忘れ、書いてある書類も見つからない場合は、本当に急いでない限りは役所に行ったりせず、郵送による申請にすることを強くオススメします。
ウィルス感染のリスクと、何より待ち時間がもったいないと思うので・・・
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!