今回は、地方公務員を目指している方や、すでに公務員試験に向けて勉強されている方に向けて
「地方公務員になったら初出勤の日は何をするんだろう?」
という素朴なギモンについて、元地方公務員で新人教育をしていた頃の経験をもとにご紹介します
ちなみに、私が勤めていた北海道の某自治体での話ですので、他の自治体では違う場合があることをご了承ください
目次
初日にやることその① あいさつ
出勤してあなたが最初にやることは
「職場内の人たちにあいさつして顔を覚えてもらう」
ことです。
と思うかもしれませんが、いざその場になると緊張して自分の席でガチガチに固まってしまうものなんですよ
でも大丈夫です!
自分の係やグループの上司や先輩があなたをリードしながら他の職員に紹介してくれるはずなので心配しなくても大丈夫です
私が経験した中では見たことがありませんが、もし先輩や上司に放置されたら
と素直にお願いしてみてください。ダメと言われることは絶対にないはずです
初日にやることその② 辞令交付式
次にやることは
「辞令交付式に出席する」
ことです
これが初日のメインイベントで、初日はこれに出席するために出勤するようなものです(笑)
なんだか面倒くさそうな感じがしますが、採用になった職員が広い部屋に集まり、知事や市長などの一番偉い人から「辞令書」という紙をもらうだけです
これをもらった瞬間、あなたは正式に自治体の職員として任命されたことになります
式は学校で卒業証書をもらう時のようなイメージですが、始まる前に式の担当者から流れの説明があるはずなので、不安に思わなくても大丈夫です
ちなみに、私も辞令交付式の運営を担当したことがありますが、会場で並び順や歩き方から辞令書のもらい方まで丁寧に説明するようにしていました
初日にやることその③ 書類作成
最後にやることは
「自分に関係する書類を作成する」
ことです
書類作成といっても仕事の書類ではなく、自分の給料や社会保険関係の書類などいろいろな書類を書く作業があります
書き方は担当の人が丁寧に教えてくれますが、もしわからないところがあったら遠慮なく担当の人に聞いちゃってください。間違うよりは100倍マシですよ
おわりに
地方公務員の出勤初日は、今回ご紹介したことをしているとあっという間に終わってしまいます
すべてが初めてのことなので緊張ばかりだと思いますが、周囲の人たちがいろいろと気をつかってくれますので、身を任せておけば大丈夫です
公務員は災害などが起きると本当に忙しいのですが、住民のために懸命に頑張るというのは民間企業ではなかなか味わえない経験になりますので、公務員を目指している方はぜひ頑張ってください
今後も私の経験談などを混ぜながら地方公務員のお話をお伝えしていきたいと思います
それではまた