日常生活の話

正義は人それぞれ? ~コロナ禍で出現した「自粛警察」の正体とは?~

もぐすけです

突然ですが「武田邦彦」という方を知っていますか?

こんな感じの優しそうな工学者のおじいさんで、毎日のようにYouTubeで自分の考えを発信しているのですが、その内容が世間で言われている「常識」とは少し違ったことなのです

 

例えば

地球温暖化は悪いことじゃないので気にしなくてよい」

 「ペットボトルはリサイクルしないで焼却したほうがよい

レジ袋は余った石油から作っているから削減しても意味がない

など、世間では「常識」とされていることに真っ向から反論しています

 

2020年に世界的に流行した「新型コロナウイルス(COVID-19)」に対しても

「結果的に毎年流行しているインフルエンザと大して変わらなかった

「日本は緊急事態宣言をする必要はなく、ただ日本経済にダメージを与えただけ

 

などと主張していて、政府やマスコミが伝えている内容とは正反対です

こんな話なんて聞く価値もない!

と思ったかもしれませんが、理由を聞いてみると理にかなっていることを言っているんですよ

 

そんな武田さんですが、先日のYouTube動画でとても考えさせられることを発信していたので、それを引用しつつ私が感じたことも書いていきます

テーマ ~自分の中の「正義(正しいこと)」とは~

① 私たちが思っている「正義(正しいこと)」は人によって全然違う

② 自分の中の「正義」を他人に求めることは不可能

③ 自分の中の「正義」は常に間違っているかもしれないと思ったほうがよい

 

私たちが思っている正義(正しいこと)は人によって違う

当たり前ですが、私たちがこの世に生まれた瞬間、頭の中は真っ白な状態です

もちろん「何が正しくて何が間違い」というのもわかりません

 

人間というのは、頭の中で「正義(正しいこと)」を決めなければ何も行動することができません

そのため、最初は親からいろいろと教えられて学んだり、学校で様々な知識を得たり経験したりして、それをもとに頭の中で「正義」を決め、それに従って行動するようになります

 

そして、すべての人間は、それぞれ育つ環境が違います

たとえ双子の兄弟だとしても、すべてが同じ環境で育っていくことはないはずです

みんなが違う環境で育つということは、頭の中で思う「正義」も違ってきます

 

同じような考え方同士でグループ化はできると思いますが、厳密にいえば地球には約76億通りの「正義」が存在していることになります

② 自分の中の「正義」を他人に求めることは不可能

自分が思っている「正義」というのは、自分が育ってきた中で作られた考えであり、それはあなた以外の人にとっても同じです

 

たとえば、友達や恋人の行動や考え方が自分の中の「正義」と違うので、それを自分の「正義」に直させたいと思ったことがあると思います

自分のほうが絶対正しいのに、なぜ言うことを聞いてくれないんだ!

って思うこと、ありませんか?

 

もちろん、それが法律に違反するようなことなら、言い合いになったとしても相手の間違いを正してあげなくてはなりません

 

しかし、その言動が法律に違反するようなものではなく、単にあなたの中での「正義」と違うだけだとしたらどうでしょうか

 

相手の行動や考え方も、その人が育ってくる中で作られた「正義」に従っています

そのため、相手が時間をかけて作った「正義」を自分の「正義」に書き換えてもらうのは非常に難しいですし、まず不可能と思ったほうがよいです

 

唯一できることは、自分の「正義」を理由つきで丁寧に相手へ発信していくしかありません

 

そして、それに共感して変わってくれる人もいれば、納得しなくて変わらない人もいます

相手が変わらないとイライラすると思いますが、それが当たり前なのです

 

③ 自分の中の「正義」は常に間違っているかも? と思っていたほうがよい

自分の中の「正義」が絶対に正しいと思えば思うほど、それを相手に求めたり強要したりするようになってきます

 

2020年のコロナ禍による緊急事態宣言中には「自粛警察」と呼ばれる人たちが出現しました

営業している店にクレームの電話をしたり、「営業スルナ」と貼り紙したり県外ナンバーの車に嫌がらせしたり・・・といった事件が多発していたのは記憶に新しいと思います

 

これはもはや犯罪行為なのですが、こういった行動をする人たちには

感染を広げないために自粛しなくてはならない。自粛しないヤツは間違っている!

という自分の中の「正義」が絶対に正しいと思っていることが背景にあります

 

ですが、それは絶対に正しいといえるのでしょうか?

そもそも「自粛」とは

「自分から進んで行いや態度を改めてつつしむこと」

という意味です

 

あくまで私たち一人ひとりが自分の中の「正義」に従って「自粛する」か「自粛しない」かを判断するものなので、他人へ強要できるものではないし、たとえ相手が自粛しなかったとしても法律違反ではありません

 

逆に、相手へ自粛を強要する人は「日本国憲法」で決められている「身体的自由権」に違反していることになります

これ以上は言いませんが、自分の中の「正義」が絶対に正しいと思い込んでしまうと、その考え方が間違っていたとしても、自分で見直すことができなくなります

さらに、自分の考えに反する人たちへの攻撃力もどんどん上がっていきます

 

自分の中の「正義」をすべて疑う必要はありませんが、それが本当に正しいことなのかを常に考えながら行動すると

相手へ自分の「正義」を強要しようと思わなくなるし

相手から「間違っている」と言われたら見直すことができます

 

さいごに

自分が見聞きしていて心地よい情報ばかりを取り入れていると、「正義」が変な方向に偏ってしまいます

そうならないようにするためにも、時には武田さんのような逆の主張を聞きながら自分の中の「正義」のバランスを見直すようにしてみることをおすすめします

 

ちなみに、今回書いたことも私の中の「正義」が元になっているので、あなたにとってみれば間違った考え方かもしれません

それが当たり前なので、これを参考にご自分の「正義」というものを考えてみてはいかがでしょうか

 

最後に、今回のネタ元となった武田さんの動画リンクを貼っておきますので、15分くらいの動画ですがぜひご覧になってみてください

【武田邦彦氏:他人に期待してはいけない】

https://www.youtube.com/watch?v=P4-ejJo-fto

それではまた!

ABOUT ME
もぐすけ
元地方公務員&投資診断士の脱サラ中年 「もぐすけ」です。 誰もが思いそうな素朴な疑問 (略して「そぼぎ」) について情報発信しています。

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