今回は2020年10月27日(火)に配信された両学長の動画を3分でわかるように解説していきます
「動画を見る時間がないけどポイントは知りたい」
「動画を見た後のおさらい」
などのお役に立てば幸いです
目次
テーマ ~金利のパワーについて~
【禁止している宗教あり】金利のパワーについて詳しく解説【お金の勉強 初級編】
・外出自粛が続いている影響で、クレジットカードを利用して通販サイトで買い物する機会が多くなりました
・ボーナス一括払いで買い物していましたが、もしボーナスが出なかったら一時的に「リボ払い」にするのを検討しています
・一時的なリボ払いならあまり問題ないと思いますが、何かアドバイスがあったら教えてください
・リボ払いへの変更は、たとえ一時的でも
「絶対におすすめできない!」
・貯金が少なくてもそこから支払い、今後のクレカ利用は毎月の給料と相談してください
解説
金利のパワーを甘く見てはいけません!!
金利は宗教で制限するほどの力がある
・「利息」というのは歴史的・宗教的に様々な扱いを受けてきた
・合計すると世界人口の半数以上が信じている「キリスト教」や「イスラム教」などでは、利息を取ることを厳格に制限しています
【キリスト教】
宗派によっては「高利の利息」や「複利での利息」などが禁止されている
【イスラム教】
聖書である「コーラン」には
「利息を取るものは、あの世で地獄の劫火(ごうか)から永遠に出してもらえないだろう」
と厳しく書かれており、利息を取ることを厳格に制限している
【ユダヤ教】
異教徒には利息をつけてお金を貸してもよいが、同胞相手には利息をつけてはならない
ちなみに「仏教」においては、利息の制限はありません
→ 金貸しは正しい職業の1つとされている
【宗教上で制限されている理由】
「金利」には人生を破壊する力があるから
→ たとえ宗教上で利息を制限していなくても、日本のように法律で金利を制限している国が多い
金利には人生を破壊する力がある
・「超低金利時代」 といわれている今の日本においても、「普通の暮らし」のためにローンを利用すると、生涯で約1,000万円もの利子を支払うといわれています
【例】
・住宅ローン:約860万円
・カーローン:約60万円
・奨学金:約40万円
・カードローン(リボ払いなど):約50万円
・もし利子を払わずに暮らしていけば、これだけで「老後2,000万円問題」の半分が解決できることになります
・逆に、必要以上に利子の支払いが多くなってしまうと、「金利を払うだけの人生(金の奴隷)」で終わってしまいます
・例えば、リボ払いで50万円を年利15%で利用し、それを30年間放置したとすると、30年後の残高は約3,300万円にまで膨らみます
→「金利15%」は とんでもなく高い金利だ!! という認識が必要(見た目の数字に惑わされないで)
金利との正しい付き合い方
金利を敵にするのではなく、頼もしい味方になってもらう
・金利は「庶民にとっての悪魔=金持ちにとっての天使」というのが変えられない真実
・金利を味方につけたければ
「お金を貸す側になればいい」
→「金貸し」になるのではなく、「投資(株を買うなど)」で実現できます
[例]
毎月5万円を30年間積立投資して、年利5%で運用できたとすると
「1,800万円(元本)→ 約3,400万円」に化けます(→ 1,600万円が「金利の力」)
おわりに
今回は敵に回すと人生を破壊されかねない「金利」のお話でした
カードローンの中でも「リボ払い」は、返済額を月単位でコントロールできたり、カード会社もポイント還元などをエサにして誘惑しているので、利用者が毎年増加しているようです
私は楽天カードをメインにしていますが、勧誘のやり方が本当に露骨です
「あとからリボ機能」
「自動リボ機能」
「リボ払いに変更したら最大○○ポイント還元」
などなど、露骨な方法で誘惑してきます(笑)
このブログを見ているあなたなら大丈夫だと思いますが、決してカード会社にダマされてはいけません!
「カード会社が勧誘してくる = カード会社が儲かる」
という仕組みが絶対の真実で、決してあなたが得になるから勧誘しているのではありません
たとえ大量のポイント還元があったとしても、長い目で見れば私たちが必ず損をするように仕組まれています
ちょっと考えれば利用する価値が微塵もないことがわかると思うのですが、それが考えられずに利用している方が多いのは本当に残念です・・・
ということで、過去に両学長がアップしたこの動画を紹介して終わります
【2019.12.30 リボ払い失敗談! 〜たった1万円のリボ返済から6年半の借金地獄に落ちるまで〜【マンガ動画】】
約8分間のマンガ動画なので、リボ払いの罠がとても理解しやすいです
こういうのを中学や高校の教材にすべきだと思います
ではまた!