お金の話

【お金の話㉑】円安ってなに?円安になるとどうなるの??をざっくり解説

今回のテーマは前回解説した【円高】の逆となる

【円安ってなに?円安になるとどうなるの??】

というギモンについて、なるべく難しい言葉は使わずにざっくり解説しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

もし【円高】のことがわからなければ、こちらの記事をご覧ください^^

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ちなみに、以前に解説した【インフレ(インフレーション)】にも関係してくる話なので、意味がわからなければこちらもご覧くださいね。

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円安ってなに??

〇 【円安】とは「【円】(の価値が外国のお金と比べて)【安】(い)」という意味だと思ってください

〇 【円】は常に外国のいろいろなお金と人気競争をしていて、【円】の人気(価値)が安くなってくると【円安】になる

〇 例えば【円】と【ドル】で比べたときに、とある理由で【ドル】のほうが人気になってくると、銀行や投資家たちは持っている【円】を【ドル】と交換し、その結果【円安】となる

最初に【円高】のことがなんとなく理解できれば、【円安】はすべてが逆になるだけなので簡単だと思います。

ちなみに円安になるとニュースでは

今日の東京外国為替市場は、○○の影響で円を売ってドルを買う動きが強まり、きのうに比べて●円▲▲銭 円安ドル高の、1ドル■■■円◆◆銭で取引されています。

という感じで報道します。

あとでわかりやすく変換するので、何となく見ておいてください。

 

前回のおさらいですが、【円】を含めた世界の主要なお金(米ドルやユーロなど)というのは、常に銀行や投資家などから【円 vs ドル】のように1対1のタイマン勝負で人気を比べられています

そして、人気が出てきたほうのお金はどんどん銀行や投資家たちが奪い合っていくようになり、そうすると片方のお金の価値は上がっていきます

たとえば【円 vs ドル】で人気を比べたときに、【ドル】のほうが人気になって【円】を【ドル】に交換する銀行や投資家たちが増えてくると【円安】となります

これをもとに先ほどのアナウンサーが言っていたことを変換していくと

今日の東京外国為替市場は、○○の影響で円を売ってドルを買う動きが強まり、きのうに比べて●円▲▲銭 円安ドル高の、1ドル■■■円◆◆銭で取引されています。

【変換後】

今日の【東京外国為替市場】というお金を交換する場所では、○○の影響で【円】よりも【ドル】のほうが人気が出てきたので、【円】を【ドル】に交換する投資家たちが増え、きのうの【円 vs 米ドル】と比べて【円】の価値が●円▲▲銭だけ【ドル】よりも安くなり、【1ドル】と交換するための【円】は■■■円◆◆銭となっています。

ざっくり一言でいうと

【ドルに対する円の人気がきのうよりも下がったよ!】

という意味です。

 

ちなみに、お金どうしを交換するときは、為替レート】という交換するための比率をもとにして買ったり売ったりしています。

【為替レートの具体例(円とドルの場合)】

・1ドル / 109円(円を1ドルと交換(買う)するためには109円が必要)

↓【円安になったとき】

・1ドル / 130円(円を1ドルと交換(買う)するためには130円が必要)→円の価値ダウン・・・

この取り引きをする場所は【為替市場】と呼ばれていて、【東京外国為替市場】のほかにも世界中に市場があって24時間ずっと取り引きが行われていますが、実は建物はなく、電話やインターネットの世界で取り引きされているのです。

どうして円安は起こるの?

〇 円安が起きる原因も、円高と同じでたくさんある

〇 例としては、海外から日本への輸入が増えると円安になりやすくなる

〇 金融機関の預金金利が下がることにより、日本円の人気が下がって円安になりやすくなる

〇 インフレが起こることも円安の要因となる

先ほど解説した【為替レート】は常に変動していて、さまざまな理由で円安になります。

そこで、わかりやすい円安のパターンを3つご紹介します。

① 海外から日本への輸入増加による円安

海外から日本への輸入が増加すると、輸入した企業から海外の相手企業へ代金を支払いますが、支払う時は相手の国のお金にする必要があります。

たとえば日本の企業(A社)がアメリカの企業(B社)から原油を輸入したとすると

① 日本のA社がアメリカのB社から原油を輸入

② B社からA社へ【ドル】で代金を請求

③ A社は【ドル】を持っていない・・・

④ A社は銀行で【円】を【ドル】に交換

⑤ A社からB社へ【ドル】で支払い

このような海外からの輸入が活発になると、【円】をどんどん海外のお金に交換して支払っていくので【円安】になる可能性が高くなります。

② 金利の下降による円安

いま日本の金融機関の預金利率はほとんど0ですが、たとえば、明日から金利が年-50%になったとします。

もし銀行に預金しておくと1年のうちに半分の預金が銀行に奪われてしまう地獄のような状況です^^;

そうすると国内の人たちはもちろん、海外の人や企業も日本の銀行から預金を引き出しますよね。

そして、そのお金を家や会社に置いておくわけにもいかないので、しかたなく海外の銀行に預金しようと考えます。

当然ですが海外の銀行に預金するためには【円】を海外のお金に交換しなくてならないので、大量の【円】が海外のお金に交換されます。

その結果、【円】の人気が一気に下がって【円安】になる可能性が高くなります。

③ インフレによる円安

インフレが起こると物価の上昇により【円】そのものの価値が下がるので、海外のお金と比べても【円安】が起きやすくなります。

円安になるとどうなるの?

〇 海外への輸出をメインにしている企業は経営が有利になる

〇 海外から日本への旅行客が増えるので、観光業なども嬉しい

〇 外貨預金していた場合は資産が増える

〇 海外からの輸入をメインにしている企業は経営が不利になる

〇 海外からの輸入品が高くなる

〇 原油などの輸入資源も高くなるので、物価が上がる可能性がある

〇 海外旅行の費用が高くなる

メリット

【円】の価値が安くなると、海外の企業にとっては日本のモノが割安でバーゲン価格になるので、輸出をメインにしている企業は海外へ売りやすくなります

また、海外から日本への旅行費用も安くなるので外国人観光客が多くなり、観光業なども儲かりやすくなります

さらに、【ドル】などの外貨で預金をしている人にとっては、【円】の価値が低くなると交換できる【円】が多くなるため、結果的に資産が増えることになります

デメリット

メリットとは逆に、海外からの輸入をメインにしている企業にとっては、海外のモノが割高になるため仕入れのコストが増えてしまい、経営が不利になります

そして、原油などの資源を輸入に頼りきっている日本にとっては、円安になるとそれらの資源の値段も上がることになるので、結果的に関連する商品の値段も上がることになります

また、【円】と交換できる海外のお金が少なくなるため、日本から海外への旅行費用は高くなってしまいます

おわりに

今回はざっくりと【円安】について解説してきました。

【円安】は物価が上がりやすくなったり、輸入品や海外旅行の費用も高くなるので円高よりもメリットが少なく感じると思います。

ですが、日本は輸出をメインとしている企業が多いので、【円安】になると企業の経営が右肩上がりになり、結果として景気がよくなります。

景気がよくなると私たち労働者の給料も上がってくるので、円安とは違った形で得をすることができますね。

円高と円安の話はイメージが本当に難しいのですが、どっちにしてもメリットとデメリットがあるということだけでも理解できればOKです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
もぐすけ
元地方公務員の脱サラ中年「もぐすけ」です。 誰もが思いそうな素朴な疑問(略して「そぼぎ」)について情報発信しています。

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