もぐすけです
今日(2020年8月4日)で「レベル39」になってしまいました
このレベルになってくると、だんだん誕生日がおめでたくない感じがしてくるのですが、世間的には「誕生日はおめでたい」なんて言われてますよね
ということで今回は
「誕生日って本当におめでたいのか?」
というギモンについて考えてみたいと思います
目次
なぜ誕生日はおめでたいのか?
身内や友達などから
と聞くと、無条件で
と返すのがデフォルトだと思います
ですが、なぜ「誕生日=おめでたい」なのでしょうか?
こればかりは、いろいろリサーチしても明確な答えは見つかりませんでした
ネット上では
年に1度の特別な日だから
無事に1年を過ごすことができたから
生まれてきたことを両親に感謝する日
ケーキやおもちゃ会社の販売戦略
という理由が出てきました
私は子供の時にある人のセリフを聞いて以来、元旦や誕生日を心の底からおめでたいと思ったことが1度もありません
いちおう
と言われたら

と 笑顔で返すようにしていましたが、おめでたいと思ったことはないです
そのように考えるきっかけとなったのは、「ある人のセリフ」がトラウマとなったのが原因で、今回はその言葉をご紹介したいと思います
誕生日は めでたくもあり、めでたくもなし
小学生のころ、学校に行く前に「一休さん」のアニメが放映されていて、毎日欠かさず見ていました

毎回、将軍様(足利義満)や桔梗屋(ききょうや)さんからの意地悪な難問に対して、とんちであざやかに返していくカワイイ一休さんですが、1度だけトラウマになった回がありました
細かい内容はここでは触れませんが、物語のラストのシーン、お正月で人々が浮かれている京の町中にしゃれこうべ(ガイコツ)を付けた杖を持って現れた一休さんが、こう言っていたのです

「元旦は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
当時の私は意味がわからなかったので、一緒に見ていた婆ちゃんに意味を聞いたところ
「正月を迎えるということは、死へ一歩近づいたということ。そう考えると、めでたいようでもあり、めでたいともいえないよね」
という意味です
これを知ってからは、正月はもちろん、誕生日がおめでたいとは感じなくなりました
むしろ「みんな「死にたくない、死ぬのは怖い」と思っているはずなのに、なんで正月や誕生日をめでたいと思うんだろう?」
と 思っています
おわりに
無事に1年を過ごして誕生日を迎えることができたんだと考えれば「おめでたいこと」なのかなと思います
しかし、同時に「死へ一歩近づいた」こともしっかり認識しながら「毎日を全力で生きていきなさい」という一休さんからの教えなのかもしれませんね
それではまた!